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  • 第四十九稿「VUCA時代のサーバントリーダーシップ」-社員が自律的に行動する組織へ-
  • 2022.06.14
  • 第四十九稿「VUCA時代のサーバントリーダーシップ」-社員が自律的に行動する組織へ-

■VUCA時代とは
VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉です。現代は、グローバリゼーションや国家・地域間の経済紛争、新型コロナウイルス感染拡大や政権交代、日々更新されるITやバイオの最新技術といった、さまざまな物事が目まぐるしく変化しています。こうした中で企業には、状況変化を素早く察知し、時代に適応した人材を採用・育成し、組織と行動を柔軟に変えていくことが求められています。

■リーダーシップの変革が不可欠なVUCA時代
先が読めない、何が起きるかわからないVUCA時代では、経営幹部が策定した計画にもとづいて行動すればよいというわけにはいきません。その場その場で適切に状況判断し、臨機応変に最適な行動を選択するというレベルの高い行動が一社員にまで求められるのです。そのためには、下から上がってきた稟議書に承認印を押し、社員はそれから行動するという昔ながらの管理スタイルでは立ちゆかなくなるのは必然的です。

■マネジメント層の意識改革が必要に
意思決定は俺がするといった昔ながらの支配型と言われるリーダーシップでは、次々起こる前例のない出来事に迅速対応することはできません。今まさにそこで起きている現場にいる社員自身に適切な状況判断と最適な行動をとらざるを得ないのです。そこで、注目されているのがサーバントリーダーシップという考え方です。上司が偉い、部下は上司に従うものという昔ながらの考え方を捨てて、部下こそ主役であり、上司は部下をサポート役に徹するという考え方に切り替えないといけないのです。

■人材育成を重視する
サーバントリーダーシップでは、自律的に問題対応できる組織づくりのため、特に人材育成が重視されます。誰かがミスを犯してしまった場合、リーダーが一人で解決してしまうのではメンバーの成長を妨げる要因にもなります。失敗を自分一人で抱え込むのではなく、メンバー自身による解決をサポートし、他のメンバーと共有することではじめて、リーダーもチームメンバーも成長できます。

■サーバントリーダーシップと自律型社員
たとえやり手のリーダーだったとしても、その人が退職してしまい、ノウハウも残さず、後輩も育てずでは、組織に貢献したと言えるでしょうか。自分がいる間だけなく、自分がいなくなった後の組織が成長していけるように、優秀な人材を育ててから辞めるべきでしょう。
VUCA時代に勝ち抜くためには、自律型社員の育成が不可避です。そのためには、経営スタイルをサーバントリーダーシップに変革することが非常に重要になってきているのです。